現在、瀬田漕艇倶楽部には高校生、大学生の会員が多くいます。しかし、クラブ登録ではインターハイやインカレといった大会に出られないため、活動の場は瀬田ローであるにも関わらず登録は学校という選手もいます。
瀬田ロー登録では同じ高校生でありながら高校生の大会にでられない、同じ大学生でありながら大学生の大会に出られない。みなさんはおかしいと思われませんか?以下、議論中のメールを引用します。
今城です。
高校登録の問題について我々と同様の問題を抱えていると思われる佐鳴会にご意見を伺いました。
理事のみなさまと古川さん、坂本さんに転送させていただきます。
佐鳴会の鈴木さんとしても余りよい案はないようです。
昨日も朝日新聞の取材を受けたので、その辺さりげなく訴えてみましたが。。。
私自身もなかなか妙案がない状況です。
1年前に日本ボート協会あてに「クラブチーム登録大学生のインカレ出場要望」
結論からいうと両方ともに却下されました。
両方の趣旨は基本的には「大学対抗」であり、「高校対抗」なので、現状の認識では
出られませんが、「クラブ登録とはいえ大学生あるいは高校生だから、せめてシングルスカルのレースだけでも大学生、高校生の試合に出場させていただきたい」というものです。
現在、浜松BCには中学生がたくさんいて、その子達がボート部のない高校に進学し、ボートを浜松BCで継続する場合、インターハイ出場などについてはどのようにお考えでしょうか?
瀬田漕艇倶楽部 今城様
返信遅くなりました。
全く同感ですが、私も学校関係者(中学教師)として、このあたりの限界を感じています。
中体連、高体連があるかぎり、日本のスポーツシーンの変化は期待できないものと考えます。
しかもこの団体は、自分たちが日本のスポーツを支えてきたという自負があるので、変わることはないと思われます。
幸い、中学校はボート競技が中体連種目でないので、中学校とクラブが出場することができます。
逆に「協会」名義の大会ですので知名度はありませんが。
以前いた高校生はクラブ登録だったので、県内の上につながる大会には出場できませんでした。
現在いるたった一人の高校生は、高校側が学校名を売るために一人でも高体連登録をしてくれて、学校として大会に出場しています。
顧問は担任、ただしコーチはクラブが当たっています。
この選手は入野中ボート部で全国優勝経験者なので、一人でも黙々と練習に励みますが、クラブ登録で上につながる大会に出場できないとどうしてもモチベーションが上がらず練習が続きません。
このあたりのジレンマはありますが、高体連に変化を期待することは期待薄です。「学校」というものは、他の社会とは別の世界ですので・・・。
中体連、高体連が「学校対抗」になっている以上、クラブの介入は不可能ですね。
期待を裏切るような返信で申し訳ないですが、現状です。
坂本です。我々の主張は高体連登録をさせろということではなく,クラブ登録だろうがなんだろうが,高校生は高校生の大会に出させろ,大学生は大学生の大会に出させろ,ということです.
古川です。この話をすると私は血圧が上がって死にそうになるくらいカッカします。
瀬田ローとしては機会あるごとにこの件の後進性を訴えるべきです。 それといい選手をどんどん輩出して我々の確固たる存在の事実を先行させて行きましょう。それと、この現実を残念がるのではなく、きちんとした現代スポーツ感を持つ選手を育てて行くことが日本のスポーツの将来のためになると思うので頑張れ坂本です。また、この議論を会報にのせて会員や購読者にアピールしませんか。