タマ、世界で戦うの巻

玉川 由紀

世界ジュニアに出場するのはこれが2回目。昨年は4×で出場したが、今年は1×での出場。ちょっと孤独を感じた合宿、遠征だった。

7月21日(水)

昨日は関空の近くのホテルに泊まった。朝、ホテルを出発して、12時ぐらいの飛行機でまずロンドンに向かった。飛行機の中では映画を見たり、音楽を聴いたり、寝たり・・・。今日一番学んだことは、飛行機の中では字幕の映画を見たらダメってこと。酔ってしまってヤバかった。ロンドンに着いたら、空港内を散策。それでまた飛行機に乗ってバルセロナへ。ホテルに着いたのは現地時間で夜中の1:30。日本時間で7月22日の朝の8:30。長い1日だった。

7月22日(木)

朝はゆっくりめで8時に起床。会場に行ってリギングして乗艇。久しぶりの真っ昼間の練習だった。スペインにはシエスタがあるので、昼間はお店が開いていない。だから夕方から街に出てお買い物。時差ボケをなくすために昼寝をしないようにしていたが、買い物から帰ってきてベッドに横になったら速寝してしまって、女子みんなで夕食に遅刻してしまった。

7月23日(金)

今日からは2部練。夜8時ぐらいからもう眠くてたまらなかった。まだ時差ボケが残ってるんかなぁ・・・。

7月24日(土)

今日も2部練。といっても1部目と2部目の練習の間は1時間ほど。2部練目は軽め。

7月25日(日)

今日も2部練。夜、男子も一緒に集まって、ジェンガやトランプをして盛り上がった。そしたら先生にうるさいって怒られた・・・。

7月26日(月)

今日も2部練。夜、本当はオープニングセレモニーに行くはずやったのに、ホテルの人にバスの乗り場を街がうぇて教えられ、最終のバスが出てしまったため、断念・・・↓↓。行きたかったなぁ〜(>_<)

7月27日(火)

今日から世界シニア・ジュニア選手権が始まった。日本からはM4×、M1×、W4×、W1×が出ていて、そのうち今日レースがあるのはM4×とW4×だけだった。だから私は、今日も練習。早朝練習した。艇計量したら、昨日より0.25kgも軽くなっていて13.45kgしかなかった。今朝、剛健さんから瀬田ローの早朝練習組の人らの寄せ書きがFAXで送られてきた。めっちゃうれしかった。みんなありがとぉ〜\(^O^)/外国にFAXが送れるなんて知らなかったからかなりビックリした。

7月28日(水)

ついに予選。イタリアとルーマニアにボロ負け・・・↓↓しかも16クルー中14番タイム・・・(泣)順風のハズやのにかなりタイムが悪かった。

7月29日(木)

敗復。何が何でも1つには勝とう!!と思って、いつもはコンスタントレートが28のところをずっと30オーバーでいった。けど結果は最下位・・・。500mまでは頑張ってなんとかついていけてたけど、500mすぎたとたん、急に体が重くなっておいていかれてしまった。第2クォーターをもっとがんばらなあかんなぁと思った。

7月30日(金)

今日は準決勝のはずやったけどCファイナル行きが決まっていたから今日はレースはなし。早朝練習して、男子の応援をした。

7月31日(土)

早朝UPをして、少し休んでレースに向かった。結果は・・・2位↓↓総合順位は16艇中14位と惨敗です・・・↓↓(>_<)今日は前半から積極的に攻めて絶対1位になろうと思ってたから、最初からとばした。1000mではまだ十分勝っていたけど、1250mぐらいからだんだんヤバくなってきて、ラスト体が動かなくなってきて、だんだん差がなくなっていった。1750mではまだ勝ってたけど、もう力が残っていなかった。なんとかもがいて力をふりしぼったが最後指されて1秒差で負けた。レースが終わった後、気分が悪くなるのはいつものことだけど、今日はそれプラス目が回っていた。こんなん初めてでマジ死ぬかと思った。夜はみんなでおつかれさん会。うるさくしたら、また先生に怒られるから、静かに盛り上がってた。めっちゃ楽しかった。

8月1日(日)

昨日は遅くまで遊んでたからめっちゃ眠かった。朝早くにホテルを出ていろんなとこに観光に行った。ガイドの人がついてくれはったけど、英語やったから全然わからんかった(>_<)

アムステルダム経由の飛行機に乗って帰ってきた。

8月2日(月)

やっと帰国。帰りは気分が悪くならんくてよかった☆15時前に成田に着いて、1人で瀬田に帰ってきた。電車から瀬田川が見えた時はなんかすごくうれしかった。

結果はダメダメでしたが、とてもいい経験になりました。Cファイナルはちょっと自滅ってカンジのレースになりましたが、今まであんなに最初から積極的にいったレースはなかったので、自分にとってこれからにつながる良いレースだったと思います。今は国体優勝目指して頑張っています。これからも応援お願いします☆

PS カンパしていただいた方、本当にありがとうございました。

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