デンマークの基本情報

長良川世界選手権前に、瀬田で事前合宿をすることになったデンマークチーム。せっかく来てもらうのに、デンマークのことを何にもしらないんじゃ恥ずかしい！ということで、このコーナーです。今月は、デンマークの基本情報について載せてみたいと思います。

デンマークはドイツの北にあり、北欧のひとつです。北海に突き出たユトランド半島と、大小500の島で構成され、九州ほどの面積に約540万人が住んでいます。サンタクロース発祥の地で世界最大の島であるグリーンランドも、自治権が認められていますが、デンマーク領となります。

首都コペンハーゲンは樺太の北端と同じくらいですが、カリブ海から流れてくる暖流「北大西洋海流（通称・メキシコ湾流）」の影響で気候は比較的穏やかです。最も寒い2月の平均気温は0.4度前後。7月の平均気温は18度前後とすごしやすい気候で、夏はヨーロッパをはじめ世界各地から観光客が訪れます。

国土はひたすら平らで畑が広がり、もっとも高いところでも海抜174メートルです。ちなみに琵琶湖水面は海抜84.371m、比叡山は海抜848mです。

言葉はデンマーク語ですが、英語もよく通じるようです。1000年以上の歴史を持ち世界最古といわれる王室をもつ立憲君主国で、現在の国家元首はマルグレーテ2世女王。

通貨はクローネKrone（単数）でDKKと表記します。1DKK＝約20円。福祉と環境の先進国といわれますが、そのために税金が高く、消費税は25%。具体的にいくらぐらいなのかというと、コカコーラ（500ml）が約400円、マクドナルドのハンバーガーセットが約800円だとか。

この文書の情報