FISAのOswald氏が2012年の調整委員に

国際オリンピック委員会(IOC)は今日、FISAのDenis Oswald氏を2012年のロンドンオリンピック調整委員の議長に任命すると発表しました。

Oswald氏はFISAのDe Frantz氏(アメリカ)やJohn Coates氏(オーストラリア)らを統括することになります。

調整委員はロンドンの組織委員会とIOCのパイプ役となります。さらに、組織委員会をサポートしたり2012年に向けての準備を監視するといった任務もあります。彼はアテネ大会のときにも同じ職務に就いていました。 IOC委員長のJacques Rogge氏はIOC発行の会報でDenisについて次のように述べています。「Denis氏は技術と経験をうまく組み合わせてくれる。オリンピックに3回出場し、スポーツリーダーとして30年近くもの間トップレベルで海外の選手とやりあってきたからね。

2004年のアテネ大会のときも、彼は大きな重圧の下で広い範囲にわたる難しい問題も皆でうまく協力して解決してくれたよ。」

Oswald氏は58歳。スイスで弁護士をしています。1989年からFISAの会長をしています。これは1977年のはじめにFISAの事務局長を務めたことが評価されたのです。このとき、すでに彼は引退していました。1968年のメキシコ大会(M4×+で銅メダル)、1972年のミュンヘン大会、1976年のモントリオール大会に出場しました。

彼は1991年からIOCのメンバーとなっています。また、夏季オリンピック国際連盟の会長であり、スイスにあるNeuchatel大学の法学部の教授にも任命されました。さらにNeuchatelの国際スポーツ研究センターの理事まで務めているのです。

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