岐阜の天候が回復

世界選手権が行われる日本の岐阜県の天候が大幅に回復しています。台風による影響も小さかったようです。FISAは、もしこの状態が続けば2005年の世界選手権は8月29日に始められるだろうと発表しています。

岐阜の組織委員会は早急にコースの再設営をはじめており、コースでの練習ができるように努力しています。予選は29・30日に行われ、敗者復活戦は31日に行われるということです。1日以降は従来の日程どおり行われる予定です。最終的な決定は金曜日に下されます。

コースのブイなどは、最大風速25m/sの強風に備えて今週の初めにすべて撤去されていました。ボートはすべて艇庫に収められました。しかしこのままの天候が続けば、明日(8月26日)の早朝には水上での練習を再開できるでしょう。ブイも土曜日に設置される予定です。この間、選手たちは組織委員会から支給された114台のエルゴメーターを使ってトレーニングしていました。

FISAは、2004年の7・8月に日本を襲った多くの台風を教訓に、悪天候には十分に配慮していました。

2002年から2003年にかけて、7・8月には日本を襲った台風は2つでした。しかし、2004年には合計で5つになりました。2000年以前にはほとんどありませんでした。この台風に備えて、FISAはすべての参加国に、前もって悪天候の際のレースプログラムも配っていました。

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