ヘッドオブチャールズ

ボートを積んだトレーラーがアメリカ東海岸のボストンへ集結しようとしている。彼らは年配の女性のローイング姿を写した広告を見るだろう。Meer Liz Stoneは今週末のヘッドオブチャールズ(HOCR)に出場する最年長の選手だ。

HOCRは、五輪メダリストから、65歳になるまでまったく競技活動をしていなかった78歳のStoneのような人まで参加しているレースなのだ。Stoneはこう言っている。「私は闘う側の人間ではないと思っていた。でも新しい自分を発見してからは、全ての男性を打ち負かしたいと思うようになっていた。」

7500名の参加選手の1人であるStoneは、五輪チャンピオンであるスロベニアのIztok Copや、世界選手権チャンピオンであるニュージーランドのMahe Drysdale、世界ジュニアのチャンピオンであるロシアのDaniel Frateanu、イギリスの五輪メダリストRebbeca Romero、Debbie Floodのような選手達と同じく5kmのコースを漕ぐのだ。

Stoneは土曜日のレースに70歳以上の部(5人出場)で漕ぐことになっている。

StoneのHOCRへの挑戦は11年目だが、コース取りに苦しんでいる。今までの試合では、橋や岸や船台などにぶつかっている。「私が始めてこの試合に出た時はブイを超えてペナルティを受けてしまったの。未だにコース取りは得意じゃないから、毎年が挑戦よ。」

彼女はサンフランシスコのローイングセンターで働いており、仕事の合間にトレーニングを行っている。「毎日の仕事でくたくたになるから、あまり練習できないわ。1週間に1,2回練習できたらラッキーね。」こう言いながらも彼女の部屋にはエルゴが置かれている。

彼女のHOCRの目標はどこにあるのだろうか?「去年は最年長選手の座を目指していたけど、決してのんびり漕いでしまわないよに思っていたわ。今年も同じよ。」

ヘッドオブチャールズの試合は21日金曜日に350mスプリントレース(ロンドンVSボストン:ケンブリッジ大学・Leanderクラブ・ハーバード大学・ノースイースタン大学)が行われる。

そして、土曜日にはシングルスカルのレースがあり、日曜日にはエイトのレースが行われる。

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