ヘッドオブチャールズのDrysdaleとGuerette

22/10/05 9:51 PM

寒い気候、ラフコンディション、逆風、こうしたコンディションの中3,000人の漕手がアメリカボストンの5kmレースヘッドオブチャールズに出場した。

初日は最年長のシングルの部から始まり、アメリカシングルの新星の登場で幕が降りた。23人がエントリーしていた70歳以上の部では85歳のStephen Richardsonが勝利し、女子競漕の部では25歳のMichelle Gueretteが圧勝した。

Gueretteはアメリカシングルスカルの世界で、ここ20年間で初めて世界選手権でメダルを取った選手であり、彼女のメダルはまぐれでないことを証明した。 この川をホームグラウンドとするGueretteはこう言う。「確かにこのコースは難しいわ。それにこれだけ賑やかな雰囲気にもあまり慣れてないわね。」 Gueretteに続いて、イギリスの五輪メダリストDebbie Floodとワシントン出身のBrett Sicklerがゴールした。

男子の部では、五輪メダリストスロベニアのIztok CopとニュージーランドのMahe Drysdaleが3kmもの間、激しく競り合い、Copよりも2枚低いレートでDrysdaleが前に出た。 「僕はずっとCopの後ろにつけていたけど、アウトコースから攻めて追い抜かないといけないと思ったんだ。」こういうDrysdaleは一度Copとブレードをぶつけている。イギリスでトレーニングをしていたDrysdaleはコースのコンディションを気にしていなかった。「潮の流れに比べたら、これぐらいなんてことないよ。」

結局、Drysdaleはブイを超えてしまいペナルティを受けたが1秒差で優勝した。CopはGueretteと同じく、チャールズ川をホームグラウンドとする軽量級チャンピオンのSteve Tuckerにも負けてしまった。

金曜日にはロンドンVSボストンの350mエイトのレースが行われていた。ロンドンサイドはLeanderクラブとケンブリッジ大学。対するボストンサイドはノースイースタン大学とハーバード大学である。Leanderクラブには4人の五輪金メダリストが乗っており、ケンブリッジ大学には様々な国のナショナルチームレベルの選手が6人乗っていた。結果はレート48で漕ぎきったLeanderクラブがノースイースタン大学を抑えて勝利した。

レースは日曜日へと続く。

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