ヘッドオブチャールズのプリンストン大学

第41回ヘッドオブチャールズの2日目は10万人の観客の前で7,500人の選手が5キロのコースを漕いだ。

当初は吹き荒れていた風も、試合が進むと共に収まっていた。この日は多くの大学が出場し、彼らの活躍が目立っていた。

エイトではディフェンディングチャンピオンのケンブリッジ大学が全員五輪選手で編成していたのだが、Curtis Jordanがコーチするプリンストン大学に追いつけなかった。プリンストン大学はケンブリッジ大学とオランダチームに続いて3番目にスタートしたが、5秒差でプリンストン大学に勝ち、オランダチームは3位になっている。

プリンストン大学はイギリスの岐阜世界選手権チャンピオン(4+)を3人乗せたイギリスのLeanderクラブにも勝利している。Leanderクラブのピンク色は、何度も五輪チャンピオンに輝いているレッドグレイブとピンセントが所属しているチームとして有名である。本日Leanderクラブは5位に落ちてしまった。

さらにプリンストン大学は、今年の世界選手権で準優勝したイタリアクルーにも35秒差をつけて勝利している。

プリンストン大学の7番には21歳で世界チャンピオンになったSteve Coppolaが座っており、身長201cmの彼は今年の世界選手権でアメリカ代表としてエイトの金メダルを獲得している。

プリンストンの女子クルーは、アメリカナショナルチームに続いて2位になった。彼女達はカナダのナショナルチームで構成されているロンドントレーニングセンターのクルーには勝利している。バージニア大学はアメリカナショナルセンターを抑え4位でゴールした。

このレースは多くの選手を魅了し、今年も許容範囲の2倍のエントリーを受けていた。毎年、大学・クラブチーム・マスターズなど各国の選手が集まり、熱い戦いが繰り広げられる。今年は1,000人の海外選手が14の国から集まっている。

このレースは数人のスタッフが100万ドルの予算で運営し、1,000人のボランティアスタッフが手伝っている。彼らもレースに出場しており、最高責任者のFred Schochは日曜日の午後にクオードで川を下っていたし、毎年Chris Kerberは母校の大学OBエイトに乗っている。

52の種目があるこのレースはそれぞれのクルーが10秒ごとにスタートしている。スタートリストは昨年の結果から作られている。

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