2005年のFISAローイングアワードが決定

2005 FISAローイングアワードの最後を飾るのはボート界に顕著な貢献をしてきた人物に贈られる賞である。本年はDuisburg国際レガッタ組織委員を長年にわたり務めてきたWerner Konrad氏に授与されることが決定した。

Werner Konrad氏は今年で84歳で、50年以上も前からボート界でその名を知られる存在であった。氏のレガッタ運営の経験は15歳で迎えたベルリン五輪でのプログラムの売り子に始まった。その後1965年にDuisburgレガッタのチェアマンに就任すると、同レガッタを数十カ国のトップアスリートが参加する、レガッタシーズンの幕開けを告げる国際レガッタへと育て上げ、Duisburgをローイングの国際的な拠点とすることに貢献した。氏はその他にもミュンヘン五輪をはじめとするドイツで開かれた国際大会の運営に無償で貢献してきた。

氏の業績に対しては既にDuisburg市、ドイツボート協会、ドイツ政府から栄誉を称えられている。

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