第2回世界ローイングフォーラム

11/3〜11/5の3日間、トルコのイスタンブールにて第2回世界ローイングフォーラムが開催されました。

FISA会長のデニス・オズワルド氏は「将来、他のスポーツとローイングが競い合う日のために。若者にとって魅力あるスポーツであるために。」と会議のテーマを掲げました。

ボートが今年の初めにパラリンピックの種目の一つになったこともあり、今回の講演者には、国際パラリンピック委員会(IPC)会長のPhilip Cravenも含まれています。

同じく、講演者で、オーストラリアでコーチングとトレーニングの会社を運営しているWayne Goldsmith氏は次のように語ります。「スポーツの世界での“成功"とは時代によって変化する物で、伝統的な方法が全てではない。現代の子供たちの関心は目先の満足感にあり、彼らにオリンピックを目標とさせる事は難しくなってきている。」また、運動能力に優れるアスリートが、他のプロスポーツに流れていく現状に対してもGoldsmith氏は危惧しています。

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