トップレベルのコーチング

2005FISAコーチオブザイヤーに選出されたニュージーランドのナショナルチームヘッドコーチ、リチャード・トンクス氏がアメリカのロウイング代表者会議にて、2005年世界選手権でのニュージーランドの好成績について意見を述べた。

トンクス氏は、ロウイングにおいては革新的な技術は存在しないと語り、公演中には1936年に撮影された写真がお手本としてスクリーンにうつしだされていた。ロウイングの動きを選手に教えるために、トンクス氏は身振り手振りを交えてイメージを伝えようとしている。また、細かい動きにだけ囚われず、いかに強いストロークができるか考えることが大事だと言う。

トンクス氏は13歳の時にロウイングを始め、1972年にはオリンピックで銀メダルを獲得している。コーチになってからは仕事の傍らで故郷でボランティアのコーチをしていたが、シドニーオリンピックでロブ・ワデルをコーチして金メダルへと導いたことを受けて、ニュージーランドのヘッドコーチに就任した。

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