カナダがデンマークのトップクラスのコーチを射止める

Rowing Canada Aviron は今日、二人のナショナルチームコーチ、ともにデンマーク出身であるBent JensenとCarsten Hassing、との取り決めを発表した。

デンマークの男子軽量級フォアを指導していたこととGuldfirerenを世界チャンピオンとオリンピックの王者の地位たらしめたことで有名なJensenがカナダの男子軽量級のコーチとなる。58歳であるJensenは1977年からずっとコーチをしていて、最近ではデンマークの男子軽量級フォアを指導しアテネオリンピックで金メダルへと導いた。

カナダチームでの報道発表でJensenはこうコメントした。「私は男子軽量級の選手達をオリンピックで成功させるためにカナダに来れたことをとてもうれしく思っています。これは過去に結果を生み出した事があるプログラムを組み立てるための機会なのです」

カナダはアテネオリンピックで男子軽量級フォアで決勝へとすすんだが、1996年以来この競技でメダルをとったことがない。男子軽量級クォード(オリンピック種目ではない)は今年の世界選手権で銅メダルを獲得した。Jensenは1998年国際ボート連盟、FISAによってコーチオブザイヤーに名をつらねたこともあるエリートである。

 

デーンの仲間でもあるHassing39歳はカナダの女子プログラムにシニアクラスのナショナルコーチとして参加する。Hassingもまたデンマーク連合で過去三回のオリンピックにわたって活動した事があり全ての試合でチームを決勝に進めさせ、1993年から九つの国際級のメダルを獲得するようなクルーを指導した経験を持つ。

 

「これは私にとってAl Morrow(development womenのナショナルコーチ)と一緒に働き、強い女子チーム作るための大きな挑戦であり素晴らしい機会である。」とHassing は語る。  「私はスポーツ団体が選手に与えられる最大の貢献はすばらしい指導だと信じている」とRowing Canada AvironのHigh Performance DirectorであるAlan Roafは語っている。「もともと優秀であるコーチ陣にBentとCarstenを加えることはRowing Canada Avironの参加意欲を最高のものにするだろう」

 

この加入によってカナダのナショナルチームに献身的な常勤のコーチは全部で六人になった。Mike Spracklen, Al Morrow, Laryssa Biesenthal, そしてTerry Paulはそのままのポジションにとどまることになる。  JensenとHassingは2006年三月下旬からその指導を開始する。

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