かいつぶりで初レース3位

中村克也

こんにちは、中村です。8月初めに入会して早2カ月余りが過ぎました。10月1日に「びわ湖かいつぶりレガッタ」で初レースを体験しましたのでご報告します。

瀬田ローからはスカル教室の生徒と先生を中心に2クルーがビギナーズミックスのレースにエントリーしました。私が加わった「瀬田ロー40's」は、コックス柴田さん、整調 中さやかさん、3番 横尾さん(宮坂さんの友人)、2番 鵜瀬さん、B 私というメンバー。ただ、女性メンバーは皆若く、実際の40'sはおじさん連中だけですので誤解なきよう。

「かいつぶり」はKFの300mレース。早速9月からナックル練習を開始しました。昔(1980年)に少しだけ大学ボート部に在籍しており、ナックルシックスばかり漕いでいましたので、ナックルの重〜い感じは懐かしい感覚です。しかし以前の木製マコンとは違い、カーボンシャフトのビッグブレードのオールは軽くて漕ぎやすいのにビックリ。

9月23・24日の連休には横尾さんも参加し、フルメンバーで練習。実は横尾さん、それまで体験教室で1回クオドを漕がれたのみでスイープ艇は未経験でしたが、初日からフェザー入りで漕ぎ、翌日にはスタート練習もこなされるという上達ぶりでした。24日の練習の最後にはクオドの「のりさん's」と300mを並べて勝利し、タイムも1分20秒余りとまずまず。「のりさん's」からは「そのバウペア出場禁止!」とヤジられ、一方、鵜瀬さんは早くも「よ〜し優勝だ」と勝つ気満々です。

レース当日はあいにくの雨。予選は年代物のマコンオールに手こずり、しかも横尾さんの怪力で?途中でオールのピボット部分がシャフトから抜けるというアクシデントもありながら何とか2位。ただ、観戦していた柴田さんによると、鵜瀬さんが90kg、私が80数kgという重量級バウペアの影響で「バウは半分以上水没し、整調とコックスはほとんど空中にいた。まるで潜水艦がこれから潜行するようだった」そうです。そんな馬鹿な。

準決勝は運良くビッグブレードの艇に当たり、視野の大半を占める鵜瀬さんの背中とその先に小さく見える整調・中さんのオールだけ見て漕いで気づいたらゴール。気持ち良いレースでした。周りは見えず、止まるまで一位とは知りませんでしたが、タイムも1分18秒とその時点ではベスト。柴田さん代漕のため急遽コックスをお願いした宮坂さんのかけ声も冴えてました。最後の決勝は、また年代物のマコンオール。結果は残念ながら3位でした。でも3回も漕げてトロフィーも貰えたし、28クルー中の3位なのでこの成績は上出来でしょう。

景色を眺めながらのエンジョイローイングも良いですが、こういう市民レースも賑やかで楽しいものですね。今回は2クルーで参加したのでさらに楽しめました。まだスカル艇は上手く漕げませんが、来年、鵜瀬さんと「黄金のダブルスカル」を組んでレース出漕という噂もあるようで、もっと 練習して少しずつ上達できればと思っています。

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