中日本レガッタを終えて思うこと

内田太二

今回は、試合の結果報告よりも大会期間中にいろいろ思ったことがあったのでそのことについて、書きたいと思います。

今回は、本当にいろいろな人達に助けられたなぁという思いでいっぱいでした。まず、浅野さん(旧姓松岡さん)に紹介してもらった青山さんに、大変お世話になりました。旅館の手配の時に、自転車で通える範囲で、低価格という要望に対して、いろいろと探してもらい、自転車で10分、一日800円という激安の公民館を手配してもらいました。中日本レガッタに出場した人は分かると思うのですが、あそこは、車がなければすごく不便なところです。宿泊施設は車で20分とかはざらのなか、そのようなところを手配してもらいました。僕たちの泊まったところは素泊まりの布団なしの風呂なし。だから、布団屋の手配もまたしてもらいました。

風呂に関してどうしようかと悩んでいると、地元で僕がジュニアに行った時に同じメンバーだった子が話しかけてきてくれました。「お〜、ウッチ〜、久しぶり〜!」。その子に事情を話したら、何のためらいもなく風呂を貸してくれると言ってくれたのです。「マジで!!」僕と近藤さんは目を輝かせながら、何度も「本当にいいの?」と聞きなおしていました。しかも、その子の家は僕たちが泊まっている場所から何と、歩いて10秒!!「すっ、すごい!」更には、練習できた汚れ物を洗濯するために洗濯機を借り、洗濯物を干すハンガーも借りました・・・。はっきり言ってやってもらい過ぎです。

こうして、僕達は中日本レガッタの大会期間中、お世話になりっぱなしだったのです。そのご恩に答えようと試合で頑張ったものの、散々な結果でした。(ウチ、コン共にシングルは準決落ち、コンウチダブルは4位)。

そしてそして、更に帰りの艇運搬ではダブルの決勝があったために、艇の積み込みが出来なかったのですが、サンヨーの人たちが先に仕事をほとんどやってくださったので、試合が終わってすぐに出発をすることが出来ました。 今回の中日本では、ボートすることで試合をする面白さを教えてもらっただけではなく、人間関係についても色々と教えてもらうことが出来ました。自分は、ただボートという競技をしているのではなく、色々な人たちに助けられながら、やっているんだなぁっと。(普段バカばっかり言っている僕がこんなことを言うと気持ち悪がられそうだなぁ・・・)

また、ボートをきっかけに、たくさんの人と知り合いになれたし、友達もたくさん出来ました。ボートの選手としてやっていける年数は短いけれども、その時に知り合った人達は一生のものとして有り続けるものなんだろうな、とも思いました。

さて、話は変わってもうすぐ、全日本!!その後は全日本軽量級!!中日本、朝日レガッタでは、不振に終わっていたウチコンダブルですが、もうそろそろ爆発してもいいころです。ていうか、しないと困るんですが。しんどいしんどい冬季トレーニング、シーズンに入ってからの高強度のトレーニングをしてきた、集大成をぶつける時がやってきたんです。自分達の持っている力を100%ぶつけに行きます。それで負けたら悔いは無し!!お互いを信頼して、ガチコンぶっ飛んできます!! 1たす1は無限太だぁ!!!!

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