和歌山でのQの生活

岡崎祐治

みなさんこんにちは、岡崎Q祐治です。3月15日に合宿を抜け出して和歌山市に行ってから3ヶ月が経ちました。今回、堀切さんより投稿文の以来があり、「たいした成績残してないのになぁ」とためらったのですが、和歌山でのことを書いてほしいとのことなので、書いてみたいと思います。

僕は和歌山出身ですが、和歌山市ではなく田辺市出身です。和歌山市は大阪のすぐ近くにありますが、田辺市はそこから約100キロ南下したところにあります。地理感覚もない、住むも初めて、練習水域も知らない。そんな状態でした。練習環境はあまりよくないとは聞いていましたが、行ってびっくり!!艇庫がない!!ということは艇を保管するところもない、更衣室もない、シャワーもない、トイレもない、船台もない。ただシートにくるまれた艇が置かれているだけ。僕は最初それを見たとき、「死体やん、、、」と思ってしまった。こんなんいたずらされるやんと思っていましたが、僕の目の前で中学生が使えなくなったナックルにカカトオトシを食らわせていました。練習相手はと言えば純哉さんのみ。僕らが使っているダブルスカルも高校生がつかっているスターラインを借りているだけで試合前などになると高校生に持っていかれます。でも紀ノ川は広い!!!漕ぎやすいと思っていましたが、かなり流れがあり上りと下りでは全然違います。しかも週末にはウエイクボードをする人たちが現れて練習できないし、夕方は海からの風が強くて波が立ちます。ということで練習は仕事に行く前、6時乗艇のワンモーションです。しかし雨が降れば荷物がぬれるしやる気が出ないという純哉さんの意見で、ほとんどオフになります。艇庫がないのでエルゴもウエイトもできない。だから僕はロードバイクを買い、ウエイトはジムに通ってやっています。でもまだ練習のペースがつかめないため、どうしても計画通りに行きません。はっきりいってつらいです。

仕事はと言うと、出先機関に配属になりました。肩書きは和歌山市教育委員会教育文化部生涯学習課育成班事務員で、本渡児童館ということろに勤務しています。場所は高校野球で有名な智弁和歌山高校のすぐ近くです。初日に野球部の監督を見ました。班のみなさんはボートをしていることを非常に応援してくれます。だから全日本選手権にも出れたのだと思います。平日は週2回夜9時まで、土曜は毎週夜だけ勤務で、2連休はとれません。だからあまり瀬田に行くのも無理なんです。給料は残業している分、本庁の同期よりはいいみたいです。何も手当てがつかないと手取り15万ですよ!!!安すぎる!!!

話をボートに戻して、、今シーズンは朝日レガッタ、全日本選手権、国体の3つを目標にして練習しています。早いものでもう2つのレースが終わりました。どちらのレースも自分の納得のいく結果が出せなかったので国体では納得のいく結果をだしたいですね。

ふと思うのですが、僕はいつまでボートをするのだろうと思います。滋賀にいたときは「来年こそは!!」と思ってやってきましたが、今は「来年はボートやっているのかなぁ」とぼーっと思います(さむっ!!)。毎日5時起床、仕事終わって帰ってきたら自分でご飯作って野球見て、明日も早いしさっさと寝ようzzz、という生活をいつまでできるかなと思います。社会人になってボートをするしんどさを痛感しています。でも僕らが頑張らないと和歌山のボートがますます衰退していくのでそれだけは何とかしないとなと思っています。それに朝日2位で新聞に「和歌山RC」と名前が載ったのをこちらの関係者の人たちがみたらしくて、「あれはだれが乗っているんだ!!」と、反響はあったみたいです。ということは、、、、頑張るしかないですね!!!

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