昨夏より日本に短期留学しているラッセルさんに投稿いただきました。(日本語で!)最近頭を一段と刈り込みすごみを増しています。

日本と瀬田漕艇倶楽部

Russell Jensen注1

最近、瀬田ローの社会人の人たちと一緒に福井県へレガッタ注2を漕ぎに行った。そこで高田さんとダブルのレースに出た。相手が上手だったので勝てなかったがテクニックがよくなった。レガッタ以外では皆で一緒に泊まったホテルが楽しかった。それまで、日本らしいホテルに泊まったことがなかった。その上食べたことのない料理をいっぱい食べておいしかった。アメリカに帰る前に福井でレースをしたり社会人と喋ったりするチャンスがあってよかった。僕が今月の終わりに帰るので、福井でもみんなは僕の日本での体験について質問をしてくれた。僕は答えを考えながら懐かしくなっていた。「どうして日本に来ることにしたの?」や「何で瀬田ローに入ったの?」や「一番好きな日本料理は?」や「日本の一番好きな所はどこ?」のような質問が最近多いので説明してみよう。

まず、どうして日本に来たのだろうか。実はアメリカと日本の国際関係はとても大切で、文化交流が多くても普通のアメリカ人にとって日本はとても遠くて日本についてあまり知らないんだ。だから日本語が習いたいことはもちろん日本の観点を知るために日本に来た。しかも本当の日本文化が経験したいと思って日本に留学したんだ。僕にとって本当の日本は有名な都会や寺じゃなくて人々や社会のことだからだ。

日本の社会を見たいだけじゃなくて社会に参加したかった。他の留学生が観光したりする間に僕はよく漕いでいた。日本に来る前には留学する間にロウイングするチャンスがないと思っていたので、漕いでいる人だらけの瀬田川を見つけてびっくりした。サンタバーバラで漕いだ経験では漕ぐ人はみんないい人ばかりだ。瀬田漕艇クラブに入ると同じように暖かい人々に出会った。瀬田漕艇クラブでの適度な運動と親切な人たちのおかげで日本の生活に慣れた。日本の専門家によると日本は伝統的な日本と現代の国際的な日本との間に安定性を探しているんだと言われている。それに対して僕は瀬田の体験を通して安定性を見つけた。瀬田ローは本当に日本らしく、また国際的だ。漕いでいる時、生活に疲れてきた時、日本を理解しようとしている時、瀬田ローは僕に心の安定を与えてくれた。なぜ瀬田漕艇クラブに入ったかというとそういうすばらしい環境だったからだ。だからできるだけ瀬田に行くことにした。

また、「一番好きな日本料理は?」という質問が一番よく聞かれる質問だ。答えはもちろん日本のラーメンだ。でも、一番好きなごはんとは何を食べているかよりも誰と食べているかだ。冬は練習の後で友達とラーメンを食べるに限る。朝日レガッタの準備の後にみんなで食べた弁当は忘れられないものだ。お好み焼きから鍋まで瀬田のボートハウスで一緒に食べた時は忘れない.

日本にはいい料理だけじゃなく、いい場所も多い。僕の寮は京都の鴨川と御所の間にあってきれいで大学にも近いから京都に住んでよかった。広島も楽しかった。海に近いし人々は暖かいから将来いつか広島にもう一度行きたいと思っている。田舎が好きなので福井もよかった。英語には「There’s no place like home.(故郷ほどいい所はない)」という表現がある。僕の故郷はとても遠いのに滋賀県と瀬田のボートハウスは故郷のような感じがする。「There’s no place like home.」と言われたら僕は日本では「There’s no place like Shiga.」と言える。

日米について?語り合う2人(高田、ラッセル) 久々子湖にて

もうすぐ本当の故郷に帰るけど瀬田漕艇クラブでの思い出はいっぱい持って行く。福井のレガッタや、ボートハウスで楽しんだことや、朝日レガッタでゴールデンウィークを過ごしたことなど、こういう経験を大事にする。家族とアメリカ人の友達に会えるのは楽しみだけど、日本の友人と会えなくなってさびしい。本当にお世話になりありがとうございました。いつか日本に戻るつもりだからお互いに連絡し合いましょう

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