全国高校選抜ボート大会を終えて

青地 宏尚

僕にとって、この大会が初の全国大会であり、初の2000mレース。そして配艇レース等全てが初めてだった。大会に行く前に心配していたリギングは時間の空いている人に手伝ってもらったこともあり、配艇練習をするうちに慣れることができた。そして、いよいよ試合の当日がやってきた。予選の時、強い雨が降っていた。スタートは出ることができたが、100m付近でブイにオールが引っかかってしまってあっという間に最下位に。なんとかコンスタントで1人抜いたが、結局5位。敗復にまわることになってしまった。

敗復もスタートで出ることが出来、500mを通過時は2位。しかし、1000m通過時には5位になっていた。そして1500mからラスト500mのロングスパートをかけた。あっという間に差が縮まり1900m付近では2位と並んだが、そこで力尽き、結局3位で準決勝にはあがれなかった。くやしかった。

その日の夜、宿舎でいろいろ反省点を考えた。やはり500mから1000mでの艇速ダウンを防ぐことが1番の課題である。そこを直す練習(主にパワー)を瀬田でする。最後にこのレースで2000mが漕げたり、配艇のレースといった貴重な経験を早くから積むことができてとても良かった。まだ今シーズンは始まったばかりだ。この選抜大会での仕返しをインターハイや国体でするつもりだ。

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