広報担当から見た瀬田漕艇倶楽部

広報担当理事 堀切幸伸

今月は広報担当から見た瀬田漕艇倶楽部ということで、広報の仕事の紹介と共に現状と今後についてお知らせしていきたいと思います。

まず広報とは辞書によると「ひろくしらせること」であり、瀬田漕艇倶楽部において広報の仕事とはクラブの内外に有益な情報を発信することであると考えます。そのために会報「漕艇通信」の発行、クラブホームページの運営、新聞・雑誌・TV等への広報活動・取材対応を行っています。

活動においては、会報のタイトル下に書かれているクラブのキャッチフレーズ「地域スポーツ文化の創造にチャレンジしています!」「出会いを大切にし、スポーツライフの充実に取り組み、自らの価値を高めます。」に基づき、

を意識しています。

クラブを継続して存続、発展させていくためには人材、物的資源、活動資金が必要です。 現在170名以上の会員がいますが、ボートに注ぎこめる時間やエネルギーはそれぞれ変化していきますし、退会される方もいます。優秀な選手やACTIVEな会員を常に獲得していかないとクラブの活動力は低下します。

物的資源としてのクラブハウス、共有艇については先月号の会報で艇庫保全担当の山本白理事の投稿文にもありましたように会員全体が常に意識し、工夫して保全・改良していかないとこれまたクラブの活動力は低下します。

また、活動資金を得るためにボート関連商品の販売、ミニFMレンタル事業、低運搬等を行っていますが近年十分な収益を上げているとはいいがたく、これについてもこのままではクラブの活動力の低下を招きます。

現在はそれぞれに対しての広報活動がまだ十分にできていないと感じています。

今後は正会員・賛助会員獲得のためクラブの活動をもっとアピールしていく必要があり、クラブホームページの積極的な更新、クラブ紹介や入会案内の充実、選手をマスコミに積極的にアピール、財務状況等の積極的な開示等を考えています。また、他のスポーツ団体との連携を視野に入れ、今年のHEAD OF THE SETAでのカヌー部門新設をきっかけにカヌー関係者とも交流を深めていければと考えています。会員の皆様方も瀬田漕艇倶楽部を知り合いの方にぜひ積極的に紹介いただくようお願いします。

物的資源の保全・改良に関しては会報・メーリングリスト・ホームページを利用してクラブ内にその活動をもっと紹介していきたいと思います。瀬田ローには様々な人材がおられますし、それぞれがクラブに対しできることが少なからずあるはずです。活動を紹介することで皆様により協力していただきやすくなればと考えています。

ボート関係商品の販売、ミニFMレンタル、ボート体験教室、往年のボート選手向けのボートレンタル事業については、現在でもクラブのホームページで紹介していますが、もっと充実したものにしていくとともに会報でも紹介していきたいと思います。会員の皆様方もぜひご利用ください。また、お知り合いの方にもご紹介いただきますようお願いいたします。

瀬田漕艇倶楽部はNPO法人となり、活動を維持・発展させるためにもより公にアピールすることが必要になってきています。今後とも皆さんのご協力をお願いいたします。

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