マシンローイング大会。

近藤晃弘

1月16日にマシンローイング大会があり、大会という名の付くものに久々に出場してきました。

大会に向けて練習しなければいけないという気持ちは昨年末から徐々に募ってはいたのですが、よくある話で、結局練習し始めたのは本番1週間前からでした。

久しぶりに艇庫の2Fのエルゴに座ってみると、目の前のホワイトボードに書かれた数字が目に入ってきます。青地君のエルゴスコアが燦然と輝いていました。とてもかないません。また野村君が練習で引いた2000mタイムも書き残されており、毎日練習してなくてもレート27の段階で7'19を出しているようです。これは一人取り残されるな、と暗澹たる気分になりました。

結局5回ほどエルゴに触って日曜日です。

今年のマシンローイング大会では会場前面にスクリーンが2つとテレビ3台が置かれていました。24台の測定用エルゴが8台ずつ3組に分けられ、各組にスクリーンかテレビが割り当てられます。スクリーン上の8レーンコースの画像に、各エルゴの途中到達位置が刻々とプロットされていきます。ラップタイムも表示されていて、同じ組の8人の状況が直感的にも数値的にも漕ぎながら把握できます。頑張り甲斐があったのもこのシステムのおかげです。自己ベストを出す、とか練習の成果を測る、というような目標を設定できるはずもなかった私にとっては有難かったです。

私の組は野村君、相川君、山中君が一緒でした。立命の選手らもいたのですが、私としては身内同士のつぶし合いに専念するのみです。

スタートして20秒後にスクリーンを見ると、野村君と相川君と自分が並んでいてその後方に山中君という模様でした。団子3人の中で自分が少しだけ出ていて、あぁいかんいかん、これは飛ばし過ぎなのか、と何故か思い、このまま行きたいけど頑張りたくない、とグロンサンの忌野清志郎をリスペクト(照)しつつだましだましやっている内に、1000mを過ぎて、組のトップ選手との差が開き始め、団子の3人丸ごと画面の左端に寄って行きます。1500mを過ぎて、組のトップ選手が早ゴールし、団子の中ではいまだほんのちょっとだけ自分が出ているようです。あ、相川君がほえてます、うぬぬ、勝つのは自分だ(というか立命の選手の完勝)、しんどいけど、アドレナリンもちょっと出てちょっとだけレートも上がって、よっしゃ終わった、どや!・・・・7'28"4。でも途中で抜かれるやろうなと思ってた相川君にも野村君にも勝ったし。19〜29歳のクラス全体で見ると下から数えた方が早いのに、身内同士で競ってしかも勝ったためにやたら機嫌が良かったという、全くひどい話です。

それにしてもほぼ7'30かかったということは、7'00切ろうと思ったらアベレージで7秒上げないといけないんですね。ましてや嶋田さんや内田君は6'40かからないぐらいですから、アベレージにして13秒も違っている。そういうのを真剣に考えるとものすごい自責の念にかられるというかすみませんというか練習せな。ただ今回のマシンローイング大会で、朝日は出たい、と思いました。ちなみに試しに“全日本‥"と打ち込んでみたところ、ちょっとそれは恐れ多いことが判明しました。腰も弱ってるし、とりあえずにおの浜の屋内プールで泳ぎますか。ちなみに3月にはロードレーサー買います。ご同好の先人たちよ、よろしくお願いします。

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