ドラゴンボート選手権大会、決勝進出!

佐々木真樹

9月18日に西大津・びわこ競艇場で第1回スプリント大会、9月19日に瀬田・琵琶湖漕艇場で1000mプレ大会が開催されました。8月にサンシャインビーチで開催された、お祭気分のびわこペーロン大会とは異なり、ある程度以上の実力を持つチームが参加予定ですので、今回はできるだけクラブ内で選手を集めようと考えました。が、クラブ内での参加希望者は、予想をしていたよりはるかに少なく、試合当日1週間前になってもメンバーが揃わない、という事態になっていました。結局、遠方の会員や東レの方々に助っ人をお願いしました。

1. スプリント選手権大会(混合の部)4位

昨年のプレ大会では、準決落ちでしたが、即席ドラゴンクルーを組み、しかもこの試合でパドルを持つのが初めての者が殆ど、という状態でこの結果。瀬田RCの大きな可能性を確信しました。

予選では2位になり、敗復へ。敗復では1位通過で、準決勝へ。

準決勝では、予選で敗れた「吹田龍舟倶楽部」に僅差で勝って、決勝進出条件の2位で通過しました。

念願の決勝進出、入賞まであと1歩でしたが、ビデオ判定でわずかに「チーム未来」に及ばず4位に終わりました。

2. 1000m選手権大会(オープンの部)3位

日本で初めて行われたドラゴンボートの1000m大会、しかも記念すべき第1レースに出場しました。未知の1000mという距離(ボートでは知り尽くしているはずなんですが、やはり勝手が違います)を恐れ過ぎていたように思います。

予選では、1000mだとこんなに差が開くのか、と思い知らされました。2位になって敗復まわり。敗復は順当に通過し、決勝進出。

決勝では、昨日スプリント大会でも対戦し、優勝した「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」が悠々と待ち構えていました。しかし、その「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」ですらブッちぎりでかわして優勝したのは「侍兄弟」。瀬田RCは「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」に続いて3位に入りました。

3. シニアの部 連日優勝!

今回両レースとも、琵琶湖ドラゴンボートクラブさんのお誘いで、瀬田RCシニア(40歳以上)メンバーがジョイントでチームを組みました。ジョイントといっても母体は琵琶湖ドラゴンボートクラブですから、チーム名は「琵琶湖ドラゴンシニア」

スプリントは、決勝戦で瀬田RCシニアの助っ人、つまり助っ人の助っ人の東レ八木氏に出場をお願いし、滋賀県の意地をかけてシニアの部の優勝をもぎとりました。

1000mは、スプリント2位の「大川龍(大阪6チーム合同)」との一騎打ち。シニアレースそのものは、琵琶湖ドラゴンシニアの余裕での勝利でした。

余裕のレースでしたが、同レースで並べた女子の部の「TEAM河童」とゴールまでデッドヒートを演じて異種目大接戦レースとなりました。

ドラゴンボートを立ち上げたばかりの瀬田RCですが、同じ滋賀県内の琵琶湖ドラゴンボートクラブさんとは、これからも交流をお願いしたいと思っております。

今回の大会に際して、庶務の草野さんには大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

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