関西選手権優勝！！

内田太二

関西選手権遠征1日目

浜ローの門馬さんに艇をお借りするために、昼過ぎに浜寺に到着。
今回お借りしたした艇は、J2の2004に作られた赤い艇。カーボンチューブのような形をしたアルミリガーの分割艇でした。持った感じは16キロくらいでしょうか。今回は黄色桑野あたりを借りると思っていたので、申し分のないくらいのいい艇をお借りする事が出来ました。そこからリギングを開始。普段自分が乗っている艇と同じ数値を出そうと思っても、艇が違っていてハイトやデプス、ストレッチャーの角度が出せない艇でしたが、頭を捻り知恵をだしながら出来るだけ漕ぎやすくするにはどうすればいいのかと考えて、何とかリギング終了。お借りしたオールが1度と3度ずつずれていたので、スリーブを削って修正。
ただ、どうしてもお借りしたオールが使いこなせなくて、結局明日古川さんの軽トラにオールを積んで、浜寺に向かう事にしました。

関西選手権遠征2日目

古川さんの軽トラで自宅を5時半に出発。今日は予選です。浜寺は終始強い逆風。そして、審判艇のゴムボートや4人乗りカタマランで、終始うねりがあり、また、時折でかい漁船があり得ないスピードでコース脇を通過。なかなか普段瀬田では味わえないようなコンディション☆
レースの内容は最低でした。漕げども漕げども、なぜか力が艇速に伝わらない・・・。オールが潜る…。なぜだっ？！そんなこんなで2位と3秒差。しかも全体で3番タイム・・・。かなり落ち込みました・・・。何かがおかしいと思いリギングチェックすると、リギングのミスをしてしまっている事が発覚！！調整しなおしてリギング乗艇をすると、かなりマシになりました。他人の艇を借りるときには、念には念を入れてリギングしないといけない事を学習…。

関西選手権遠征3日目

今日のレースは、8時24分の準決勝と11時半の決勝です。先週末に続き、今日も1日にレースは2本。そして、昨日に続き、今日も強い逆風と波。この時期の浜寺は、このようなコンディションが多いそうです。予選でおかしかったリギングは修正出来て、準決勝では特に違和感なく漕ぐ事が出来るようになりました。
準決勝が終わると決勝まで3時間弱。どのようなレース展開にしようかとその後レースプランを考えていました。今日は強い逆風で、かつ縦波と横波が入り混じるコンディション。スタート前半で飛び出して、前半で差をつければ相手はやる気なくすだろうなぁと思いました。しんどい中、相手が逆風とラフコンの中を追い上げてくるのは精神的につらいだろうと考えました。レース前半でレースを決めてやろうと思って、スタートから丁寧漕ぎつつ、前半から飛ばしていくというプランに決定☆
そして、レース。積極的に前半から相手を離し、1000ｍで10秒の差をつけました。後半の1000ｍは、相手に迫られる事なくそのままゴール。作戦が決まりました☆(＾＿＾)Vレースが終わった後の感想としては、嬉しさ半分、安堵が半分という気持ちでした！！　レースが終わってそのまま船台に艇をつけたのですが・・・あれ？！誰も迎えに来てくれていない・・・あっ、そうかぁ、おれ1人で来てたんだもんなぁ。誰も「おめでとう！」すら言ってくれないんだよなぁとちょっとブルーな気分に…横では3位になった京大さんが、仲間に賑やかに迎えられていました。いいなぁ・・・(;＿;)でもその後、艇やオールを片付けていると、一部の京大の方や山口大学の人たちから祝福の言葉をもらいました☆すごく嬉しかったです！！！(＞＿＜)また、キセさんとトモにも勝った事を電話で報告☆祝福の言葉をもらいました！！やっぱりどんなレースでも勝ったら嬉しいですね。
今回は、色々な経験をしました。1人で遠征。普段とは違う艇を借りてのレース。久々の戸田以外でのレース。新しい友達が増えた事などなど。楽しかったですね〜。また今回の遠征では、山口大学の人たちにかなりお世話になりました。リギングのお手伝いやレース間の話し相手など。1人でポツンといてるとよく話しかけに来てくれました。だから寂しくなかったですねぇ！！大学卒業すると、ほんと友達が減るから有難かったですっ！！また、いろいろな所へ遠征に行って、たくさん友達を作らなければっ！！！！

この文書の情報