30周年記念パーティー実行委員会より

今城律雄

1977年に任意団体瀬田漕艇倶楽部が設立され,来年で30年になります.私は1996年に入会したので1/3の期間の在籍ですが,30年の間には数々の競技大会での優勝,3回に及ぶ艇庫の建設,NPO法人化,旧NTT艇庫の購入,総合型地域スポーツクラブへの移行などがあり,180人を超える大きなクラブとなりました.

先月,かつての会長歴任者や幹事長などの歴任者である方々を中心に30周年記念パーティー実行委員会(メンバー:北村氏,古川氏,中井氏,京氏,中さやかさん,今井氏,今城)を発足し,そのキックオフミーティングを行いました.20周年,25周年のパーティーはクラブ内だけでしたが,NPO,総合型になったことによってボート関係以外の競技団体や地域との連携も重要になってきており,私自身はクラブ内に留まらないパーティーを考えていました.しかし,実行委員会のメンバーからは単なるパーティーではなく,30周年を機に過去を振り返るとともに,今後のクラブの進むべき方向について会員を啓発するような会にすべきだとの意見になりました.現在実行委員の皆さんから下記のような具体案が出ています.会員の方々で「こんな企画が面白い」とか「是非行うべきだ」というような内容がありましたら, 12/3(日)予定の第2回目の実行委員会までにご連絡下さい.次回は日程,内容を決定し,12月度会報にて連絡いたします.


  1. 総合スポーツクラブに関する基調講演を依頼する.人選は費用内容を検討の上決める.
  2. 会員の中から数人を選び,司会者の下でクラブとどのよう関って来たのか,どんな活動をしてきたのか,どんな思いで漕いでいていたかを話す集まりを持つのもいいかと思います.今は艇庫にくればあたりまえに艇を出して漕ぎ出せますが,その前に船台に行く板を直してからというような時代もあって今日があると言うことも知って貰い,昔の苦労を自慢するのでなく,クラブに何か自分のできることを通じてクラブへの愛着と自分のクラブだという気持ちを強く持てるように仕向けてゆくようにするのも30年という事でに皆に考えて貰ういい機会かと思います.講師の人選によっては会員にかぎらなくてもよいかと思います.懇親会も立食でよいと思います.クラブハウスで手作りでやるのは良くないと思います.場所は可能ならば三洋電機琵琶湖荘がいいのではないでしょうか.総会などもここを使うのが良いとというのは私の持論です.琵琶湖荘への感謝の気持ちを表す最良の方法は利用することです.

第1部:瀬田漕艇倶楽部30周年記念シンポジウム:約3時間(参加費無料)
30年間のクラブの歴史を振り返るとともに,これからのクラブの進むべき方向について会員自らが考える.
  1. 基調講演:適切な人が思い浮かびませんが,任意クラブから総合型地域スポーツクラブで成功しているクラブの方がいればベスト.例えば120年の歴史を誇る外国人総合型地域スポーツクラブである神戸レガッタアンドアスレチッククラブ関係者などはどうか?
  2. クラブの歴史について:写真をプロジェクターに写しながら,10年ごとくらいに区切ってその時代のクラブのトピックスを中心にそのときの背景や意気込み,当時の苦労話を話していただく.
  3. 海外のクラブの紹介:国内のボートクラブは参考にならないので,クラブが目指す欧米のボートクラブについて紹介いただく.
  4. ワークショップ:(1)〜(3)を受け,テーマ別(例えばロウイング,カヌー,ドラゴンの競技活動,NPO事業,財政,インフラなど)に分かれ,将来のあるべき姿,どのようにすればそれに到達できるかを話し合い,意見を集約し,発表する.
第2部:懇親会:約2時間(会費制)
できれば記念グッズ(クラブのロゴを新しくデザインし,それの入ったポロシャツ)を配布する(会費に含める).

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