2008年初漕ぎレポート

平田孝一郎

瀬田漕艇倶楽部の皆さん、新年あけましておめでとうございます。昨年の7月から瀬田ローでお世話になっています、平田親娘です。顔出しが少ないので知らない方も数多くおられると思いますが(43歳のおじさんと15歳中学3年になろうかという娘です)、今年も宜しくお願いします。

新年早々、1月2日の湖上スポーツ初漕ぎが、【スタート】琵琶湖漕艇場ゴール付近、【ゴール】瀬田川新幹線橋脚のコースで行われました!参加されたクラブ員の皆様寒い中お疲れ様でした。故郷でお過ごしの瀬田ローメンバーも琵琶湖と瀬田漕艇倶楽部の事を思いつつ新年をお迎えかと?初漕ぎ当日は、年末の激しい北風が嘘の様に静まり穏やかに、琵琶湖も風も初漕ぎに合わせておとなしく凪状態でコンディションベストな記念すべき日になりました。ドラゴン子龍の、進水式の準備の中、親娘で瀬田ロー艇庫へ。集合時間も近くなり、次々と去年お世話になった瀬田ローメンバーがクラブハウスに!新年のご挨拶。その中、去年もご活躍の植田氏(漕艇通信にも写真つきで掲載されていた京都レガッタシニアシングルスカル優勝)と挨拶。艇庫練習になかなか顔を出せない素人親娘と一緒に漕いでくれるメンバーがいるかどうか不安な中、無理にお願いして植田氏と神奈川県の宮ケ瀬湖ボートクラブ高原氏という異色クルーで、4Xを漕ぐことに!あのスピード感有る4Xで、新年漕漕(おやじですいません)縁起がいい!今年は、いい年になるかなぁ〜!?などと考えながら、早速準備に取り掛かりました!初漕ぎまで時間がありましたので、ウォーミングアップに軽く瀬田ローから瀬田川京滋バイパス越えまで、新春の気持ちいい冷たい風を感じながら、植田氏の指導の下B植田氏、2平田親、3平田娘、整調高原氏の異色突然クルーで漕いで行きました。瀬田川へ下っていくとバウ植田氏・整調高原氏のおかげで、オールが水をピタッとキャッチするタイミングが合いだしてスピード感溢れるクルーに!!このスピードを感じながら私も娘も久しぶりの乗艇に張り切り過ぎて石山寺を越える頃には恥ずかしいですがバテバテでした。アスリートのバウ・整調は余裕で漕いでいましたが、私たち親娘エンジンペアが疲れて誰が艇を漕ぐの?初漕ぎ大丈夫?と不安になる親娘を他所に、折り返しスタート地点まで漕いで行きました。

私たちがスタート付近に着くと、そこには既にシングルからエイト・カヌー各種多くの湖上スポーツ仲間が集結していました。たくさんのクルーが初漕ぎスタートを今か今かと待ち構える姿は感動的で、すばらしい一体感から心に熱いものを感じました。試合となればギンギン・ライバルなのに目標が一つになった時、同じ気持ちになれるのだと感じました。

今回、私は25年ぶりに初漕ぎ大会に参加させてもらいました。中学からボートをして高等学校でボート部が無かったので、その当時中学コーチをしていたアスリート(現瀬田ローアメリカ在住のT氏 旧姓Y氏)に相談したところ、「私のやっている瀬田漕艇倶楽部でやってみないか?」のお言葉をいただき、二つ返事でお願いしました。その時以来の初漕ぎです。今まで色々スポーツをしてきましたが、こんなに心を熱くしてくれたスポーツはボート以外にありませんでした。時間と日頃の忙しさに、若かりし当時の瀬田ローから遠ざかり、退会してしまいましたが、娘の「ボートに一度乗ってみたい」という一言で、再度ボートを漕いでみたいという気持ちが油を注がれるようにメラメラと燃え上がり、即ネットで検索しました。有りました、瀬田漕艇倶楽部にボート体験教室が。即申込み、体験教室から入会まで時間はかかりませんでした。体験教室のとき、私も娘も琵琶湖の風を感じ感激していました。このすばらしい大自然琵琶湖に恵まれて!!またのご縁に嬉しく、ありがたく思います。久しぶりに艇庫に寄せていただくと、昔お世話になったボートを愛するメンバーが、よき指導者・トップアスリートとして活躍されていることに感激しました。このすばらしい倶楽部にまた入会できた自分に嬉しい限りです。いや、倶楽部を長い間支えてくれた先輩から新しく入会された方まで、ボートを愛するメンバーに感謝しました。おっと、初漕ぎの話からかなり外れてしまいました。詳しいことは次回に!すいません。

いよいよスタート・琵琶湖漕艇場のマイクからオールメン用意は良いか?の声が。試合でもないのに熱く燃えて、レートは早くないですが、真剣に漕いでしまいました。中ノ島あたりにカメラがあったので、しっかりカメラ目線。恥ずかしい限りでした(残念ながら放送されませんでしたが)。唐橋を越えて間もなく新幹線橋脚のゴール。私たちは早くにスタートしたのでゴールも早々と出来ましたが、これだけのクルーが全員ゴールするには時間が必要でした。これだけの数の琵琶湖を愛するすばらしいメンバーが2008年平成20年の初漕ぎに参加できたことを誇りに思い感謝しました。ゴール後は滋賀県艇庫前で閉会の挨拶。待ち時間、甘酒とみかんのおもてなしをいただき、清清しい気持ちで瀬田ロー艇庫まで最後の力を振り絞り、少し波たつ中、帰路につきました。 私の生涯スポーツはボートです。ボートのすばらしさを身体に感じて、瀬田漕艇倶楽部で頑張り・楽しみ・勉強していきたいです!何か初漕ぎレポートじゃないですね。すいません。今年も、瀬田漕艇倶楽部メンバーのご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。

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