コーチへの道(好きこそものの上手なれ)

見習いコーチ補佐志望 嶋田宏之

東京勤務もいよいよ終了目前の嶋田です。無事に専門科目の合格通知を受け取り、2月3日に東京会場で公認コーチ共通科目のテストに挑戦してきました。

共通科目の試験は、授業で使用した3冊のテキスト全てが出題範囲で、全200問の4択問題を解く合格点が6割の試験です。これに合格すると晴れてコーチ免許取得です。具体的な出題内容としては「Q1:地域スポーツクラブは試合で勝つことを第一の目的とすべきである。○か×か?」のような非常に簡単ながら本音と建前が共存する究極の選択もあれば、「Q2:乳酸性機構によるエネルギー供給量は体重1kgあたりおよそ100calである。○か×か?」と、テストのための問題としか思えないような選択まで、様々です。今回の結果は4月には判明するそうです。ちなみに、不合格者のための再テストもあるそうですが、1発で決めたいものです。

今回の試験は学ぶべき範囲が非常に広く、とりあえず点数を取るための勉強をして、試験にチャレンジしてしまいました。しかし、内容的に決して興味のないものばかりでなく、意外と楽しかったです(再テストは苦痛ですが・・・)。近年、新聞を賑わす教育問題についても、学生がこんな気持ちで勉学に励むことができるシステムがあれば、簡単に解決しそうな気がしませんか?若いうちから将来を見据えた勉強やスポーツのできる人は良い成績を残しています。大人としては子供の可能性を広げてあげることも大事ですが、場合によっては「将来何をしたいのか」を早い段階で考えさせることも大事なのかもしれませんね。将来を考える暇も与えず、勉強やスポーツばかりさせるのは問題です。

話は変わりますが、東京では「Theコーチ」こと坂本『コーチ』と、時々晩ご飯を食べながら様々な話をしています。日本ボート界の近況、昔の苦労話、瀬田漕艇倶楽部の将来、mixiに登録された友人数勝負など、話題には事欠きません。当然そうした中にコーチングに関する話題も存在し、こう言うやりとりで得た知識が、嶋田『見習いコーチ補佐志望』の60%以上を占めています。ちなみに上記のQ1については「当然○だろ!」と二人の意見が一致しました。二人とも要再教育です(^^;

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