朝日レガッタに出場して

田村 莉絵

今回の朝日レガッタで、一般女子舵手つきクォドルプルに出場し、整調を漕がせていただきました。スカル教室で練習をしていただけの私にとっては、すべてが初めてのことばかりだったので、「いい勉強になったなぁ」というのが率直な感想です。

予選レースで・・・

スタート5分前の声がかかってから、自分たちの未熟さを痛感しました。

−スタートに艇をつけられない−

自分たちのレーンに艇をつけられず、苦戦しているうちに、他のクルーはあっという間にスタートについてしまいました。あせればあせるほど、思った方向へは進みません。そして、審判員の「瀬田ロー、艇を早くつけなさい」という声に、さらにあせっていたのでした。

結局、ウォーターマンにオールをとってもらい、なんとか無事にスタートにつくことができました。他のクルーの皆さんを待たせてしまったこと、試合の進行時間を遅らせてしまったこと、大変申し訳なかったと思います。(おかげで緊張はほぐれましたが・・・。)

そしてスタート、同じ組にいたのは、早稲田大や明治安田生命といった強豪チーム・・・。スタート直後に他の艇は見えていませんでした。それもそのはず、後で聞いたのですが、私たちのスタートはムカデみたいだったそうです。

コンスタントに入り、またもや問題が発生しました。500m手前から、コックスボックスの接触が悪くなり、コックスの声が聞こえなくなりました。「えっ、もう指示ないの??」と不安なまま、自分なりに必死に漕いでゴールしました。

レースの結果は、他のクルーには遠くおよびませんでしたが、とてもいい経験になりました。もっと練習して、うまくなって、いつかはまともに並べられるようになりたいと思いました。

最後に、朝練をみて下さった高谷さんをはじめ、練習に協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

※編集より 田村さんは朝日レガッタ終了後も朝練を続けています。私なんか起きるのつらくていけてないのに。すごい!

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