コックスセミナー&瀬田合宿

和歌山RC 古川幸喜

コックスセミナー

3月6日(日)瀬田漕艇倶楽部で開催されたCOXセミナーに参加してきました。

僕自身、高校時代から十数年にわたってCOXをしてきましたが、先輩から基本的なことを教わった以外は、他のCOXを真似したり、自分なりに解釈したりと、見よう見真似の我流でずっとやってきました。しかも、キャリアのわりに結果が伴っていないので、本当に自分のやり方が正しいのだろうかという疑問があったことも否定できません。ということで、自らのスキルアップをはかるために参加しました。

講師は小沢さん、諏訪清陵高校の平林さん、浜寺RCの楠田さん。特に楠田さんとは、近畿ブロックや国体でいつも身近でレースをしていた(といっても、いつもスタートからぶっちぎられてばかりで向こうは眼中になかったと思いますが・・・)ということもあり、普段どういうふうに取り組んでいるのか興味がありました。

当日は、びわこ毎日マラソンの日ということで、電車で行きました。普段は通勤で電車に乗っていますが、電車で滋賀へはもう十年以上行っていないので、大きな駅での乗り継ぎや、途中新大阪で下車して昼飯を食べたりしていたら、和歌山から石山まで3時間近く掛かってしまった。加えて3月18.19日に合宿をするので、宿泊の予約をする為に、唐橋のたもとの『アーブしが』に寄ったため、石山から瀬田漕艇倶楽部まで徒歩で50分近くかかってしまいました。

セミナーには実に沢山の人が集まっているし、しかも殆ど学生で、なんだか場違いなところに来たみたいで、浮いていたようだった。

セミナーの内容は詳しくは話せませんが、小沢さんの講義で印象に残ったことは、4+の1000mのレースでCOXの体重が1kg増えてもタイム的には0.08秒しか変わらないということでした。これは、59kg前後の僕にとって気分的にとても楽になりました。

楠田さんの講義での、『後悔しない為にも準備は怠らない』ということ、これは僕自身も今までのキャリアの中でも特に実感してきたことです。

しかし、楠田さんの講義の中でちょっと気になったことは、総てを抱え込んでしまっているんじゃないかと感じたことです。僕自身この2年間漕手としてもそれなりに漕いでみて感じてきたことは、COXがあれもこれもといろいろ抱え込むより、漕手の自主性という面ももっと重視していいのではないかな、ということです。COXがあれもこれもと抱えすぎると、漕手が過保護になってしまう恐れがあるのでは、ということです。

総じて思ったことは、講師の小沢さん、楠田氏、平林氏とも、日本を代表する天才COXで、僕のような凡人のレベルを遥かに超越した深みがあったということです。僕のような普通の人間には真似できないと痛感させられました。僕は、どちらかというと艇の挙動とか感覚には鈍感です。そして、言葉を選んでコミュニケーションをはかること自体苦手なので、練習では思ったことを率直に言うこと、つまり直球勝負になりがちです。よって、漕手から反感を買うことも多々あります。艇の上や、ミーティングその他で激しいやり取りをすることも多いです。しかし、そうやって腹を割って話し合ってクルーとしての信頼関係をがっちり気付いていくというやり方で今まできましたから、そういうやり方も有りだと思っています。(但し、レースでは漕手の気分を乗せる方向にもっていきますが・・・。)

僕の乗るクルーは国体こそ出ますが、レースでのペース配分とか戦略とかを立てられるようなハイレベルなクルーではありません。しかし十数年やってきて実感できたことは、COXは社会に出て役立つことが相当詰まっているポジションだということ。特に国体やインターハイでの配艇練習時における段取り力、監督主将会議での内容を自分なりの解釈でクルーに伝える伝達力、レース時の瞬間的な判断力など、どれをとっても実社会で必要なことばかりです。

そして、僕が高校生や大学生に伝えたいことは、現在各学校の艇庫にある多くの艇やオール、その他の物品を大切に扱ってほしいということです。それらは何気なくそこにあるというわけではないんです。それらは、あなた方の先輩が活躍してきた証であり、先輩の置き土産であり、監督があなた方の知らないところで頭を下げて獲得してきたものかもしれないし、いろんな宴の席で酒を注いでまわって勝ち取ってきたものかもしれない。そういった意味のあるモノばかりだということ。実際オールないしはストロークコーチといった2万円〜5万円程度の物品を自らが購入すればその重みがわかると思うのですが、実際そういう訳にもいきませんよね。だからこそ大切に扱っていただきたいです。艇に乗りたくても乗る艇がないというクラブチームもあるということを十分理解して、恵まれた環境にいることを認識してほしいこと。そして、COX及びキャプテンがそれらを率先して実行し、他の部員に浸透させるとともに、後輩に引き継いでいってほしいということです。

僕自身これから先、COXをする機会は減っていくであろうと思いますが、その少ない機会を存分に楽しみたいと思います。今回セミナーに参加してよかったです。

瀬田合宿

3月18・19日、1泊2日で瀬田で合宿してきました。相方はQ(岡崎)です。ボートを漕ぎだして3シーズン目に入りました。

一流のスポーツをしている以上は一流のコーチにRowingを指導してもらいたいと以前から思っていました。加えて昨年のHeadで目標に程遠い結果しか出せなかったことに対して『もっと強くなりたい、上手くなりたい!』という欲が出てきました。

そして今回瀬田ローの坂本剛健氏に無理を言って(年休まで取らせてしまってすみません・・・・。)コーチングしてもらえることになりました。

3月18日(金)

このところ毎週のように金曜から日曜にかけて冬型気圧配置になって大荒れになるパターンが定着していましたが、この日も例外ではなく、朝6時に和歌山を出発した時に見かけた紀ノ川は比較的穏かだったものの、荒れる兆候が見られた。滋賀も瀬田川まで下れば乗艇には問題ないだろうと期待しながらの出発でした。8時に名神高速瀬田西ICに到着し、唐橋のたもとから瀬田川に沿って瀬田ローに向けて北上すると、乗艇しているクルーもポツポツと見受けられる。しかし、JR鉄橋から北は別世界。比叡山から吹き降ろす西よりの風で白波が立ち、乗艇うんぬんどころでないとんでもない状況。しかも瀬田ローに到着すると誰もいなかった。

車でしばらく待つと剛健氏がやってきて、早速練習開始。

エルゴを使ってMullerのビデオを見ながらフォームのチェック。ビデオではMullerがエルゴを使って上体漕ぎ→腕漕ぎ→ハーフスライド→フルスライドと進めていく。それを我々2人も真似していくのですが、2時間車を運転してきたことと、アップしてなかったから体ができていなかったのとで、やたらとキツかった。

続いては、2分ON1分OFF×10セット(SR20)。低レートのライトパドルでのインターバルを通してフォームのチェックができるという目的のメニューでしたがこれが予想外にハードだった。3セット目からはストラップを緩めて行う。3セット目は体も動きラップもよかったのですが、なにせストラップを緩めているのでファイナルまでしっかりストレッチャを押していないと体ごと後ろへ飛ばされるから1本1本気を抜けない状況。4セットを終えた時点でかなりきていて思わず『殺される〜』と叫んだ。隣で漕いでいるQはというと、剛健氏から『Ave1'50"切り』を指示され1'49"〜1'50"で引き、崩壊寸前。

5セット目以降はAveはkeepしたが、インターバルの1分でできるかぎり呼吸を整えて次のセットに入ることしか考えられなくなり、終始無言で試練に耐えていた気がする。

なんとか10セットをクリアすることができたものの相当疲れた。

その後、3人で対岸にあるとんかつ屋の『かつくら』で早めの昼食。ハードな練習で胸がムカムカしていたが食べ始めると意外と気にならずお茶碗3杯のごはんとヘレカツをたいらげ満腹状態。店の窓から見える琵琶湖の東岸の岸壁は海を思わせるような激しい波が打ちつけ、その波しぶきは消波ブロックを軽々と越えている。この様子では午後練もエルゴ決定と思うとかなりブルーになった。

日中は、明日借りる剛健氏のフィリッピをリギングした後、コーヒー片手に本を読み、少しウトウト居眠りしたりとゆっくりできた。

午後練習は3時頃から再びエルゴ。フォームをしっかり意識して10分×3Rest3分(SR20)。当然のごとく午前の疲れが残っているので体が重い。ファイナルまでしっかりストレッチャにプレッシャーをかけるために、ストラップ無しでのトライ。各セットとも3分間のRestでは、なかなか回復しなかったがなんとかメニューをクリア。果てました。苦しいながらも改善すべき点は意識できていたと思う。しかしスコアは・・・・・・。

その後、宿舎のアーブ滋賀にチェックイン。部屋の窓を開けると目の前が瀬田川、右手には唐橋が。京都大クルーが波にもまれながら練習していた。

その日の夕食は、中華の『太幸園』で、瀬田ローの内田君を誘って3人で。しかもたまたま店にやってきた京都大の加納君も加わり4人でバカ話に大いに盛り上がりました。ボリューム満点の定食に加えてチャーハンを追加で食べた(Qのおごり)内田の食いっぷりには脱帽。傍らで見ていて気持ちよかった。

このお店は僕は初めてだったのですが、ボリュームは満点。しかし店のおばちゃんが信じられないほど無愛想で、それはお客さんに殴られてもおかしくないよ、というような目に余るというか目が点になる出来事が次々と起こり、ある意味変わった店でした。まあ美味しかったから許せるけど。

本当に疲れ果てた一日で、布団に入ってからは3分も立たないうちに寝てしまってたですよとQが言ってました。

3月19日(土)

今朝は6時起床の予定だったものの、体内時計が5時前後起床の体になってしまっているので、まだ外も薄暗い5時に目覚めてしまった。2度寝しようと粘ったがどんどん目が冴えてくるので諦めてQの邪魔にならないように起床。しかしながら結局Qも巻き添えにしてしまった。

外はまだ若干季節風が吹いていたが、乗艇可能なコンディション。朝御飯を食べて7時に瀬田ローへ。

前日の強い冷え込みの為、艇庫まえのデッキは霜で真っ白。サンダル履きでウマを並べている時ツルッと滑った。ひっくり返りはしなかったが艇を担いでずっこけたら大変だ。 というわけで艇の運び出しは慎重に行ったが、乗艇中に飲む水を取りにいったりしているとき油断してしまって、デッキが滑りやすいことを忘れてしまっていて、走ってしまい思いっきりずっこけてしまった。それをみていたハル&トモは大爆笑。それに、ローイングスーツの下にタイツをはいていない僕の姿をみた内田が『ありえへん』とか言うてるし。タイツを持っていないということもあるし、紀ノ川ではこの格好で小雪舞う2月でも足を水につけて艇を出していたのだから十分耐えられる。でも冷え性だから足先はかなり辛いけどね。

今朝のメニューは8分×3(SR26前後)。内田&嶋田2×は単独で、Q1×はハル&トモ2×と、僕はエミオ1×とガチンコ対決。

桟橋を蹴り出して漕艇場のコースに漕ぎ出すとけっこう波がある。まともに漕ぐこともできずコース内はゆっくり漕いで下り、国道1号からアップ開始。新幹線高架下付近から剛健さんがモーターで伴走。昨日のことを意識してフィニッシュドリルから順に上体漕ぎ→ハーフスライド→フルスライドと漕ぎ進めていく。最初のフィニッシュドリルの腕漕ぎが全くできない。腕だけにならないようにストレッチャをしっかり押すこととリラックスすることを意識していくと少しづつできてきた。上体漕ぎ→ハーフ→フルとスクエアブレードで漕げるが、高いポジションをキープすることを意識するとどうも上半身が硬くなってしまう。京滋バイパス付近まで伴走して見てもらえた。

8分漕の1セット目はセーヌ不動産(京滋バイパスと南郷の中間付近)から上向きだ。高校生エミちゃんと僕の力関係は多分同じくらいだと思うが、とりあえず1セット目は6本ほどハンデを与えてスタートしてみた。高いポジションをキープすることを意識したが、できていたのが3分くらい。京滋バイパス付近の狭くなって曲がった瀬田川のコースに手こずり、先行するエミオが気になるわ、息が上がるわで、追い付けなかったもののかなり差をつめた。しかし6分以降はかなり漕ぎも崩れてしまった。おまけに左足裏を軽くつってしまったし。

2セット目スタートは新幹線高架下から下り。釣った左足を回復させる為に靴を脱ぎ、足指を伸ばしたり、艇の上に立ってみたりいろいろ試してみた。そのうちにかなりマシになり、8分近く経過してしまい、エミオを待たせてしまった。「UTに変更しますか?」と気を遣ってくれたが、メニューをこなしたかったので様子をみながら8分行きますと答えて 2艇身ほどのハンデで下りスタート。幸いにも足裏の状態が元に戻り、1セット目より良い感触で漕げている。途中で追い付き、少し先行するがなかなか突き放せない。しかもフォームを意識できず、とりあえず水中強度を落とさないように意識した。京滋バイパス付近で考えている進路が同じになり、橋脚が気になって橋脚の岸寄りのルートを選択し、そこで集中力が切れてしまい、最後の1分で先行を許してしまった。

3セット目は京滋バイパス付近から上り。また2艇身ほど先行させてからのスタート。疲労のために高いポジションがキープできない。しかも向かい風に苦しめられる。途中で追い付くのだが、やはり突き放せない。終始接近戦で、エミオの苦しそうな息使いも聞き取れるし、向かい風と乳酸との格闘でかなり苦しい。ラスト1分は出し切り、最後は振り切ることができた。午前のメニューは終了。疲れ果てたが充実した内容だった。 艇庫に戻る時、JR鉄橋から上はウネウネ。漕艇場は白波が立ち、波を3発ほどまともにくらい、ずぶぬれ状態でなんとか艇庫に戻りついた。

艇を片付けて着替えてから先ほどの乗艇のビデオを見た。自分の漕いでいる姿を見るのは今回が初めてでしたが、愕然とした。分割漕をしているような途切れた動きとエントリー前がスムーズでなかった。ビデオに写っていたのは3セット目のラスト3分あまりだったので、高いポジションもキープできていなかった。改善すべき点が沢山見つかり課題は山積みといったところか。しかし、そこを今後意識していけばもっと速くなると捉えることにしよう。それにしてもモーターで伴走しながらビデオを廻し、指示をだす剛健さんは、やはりただ者ではなかった。

お昼はハルさん内田を加えた5人でかなり早い10時過ぎに『なか卯』で牛丼を食べた。ここでも前日に続き内田の大食い炸裂。やはりしっかり食べてしっかり動く奴は強い。 日中はクラブハウスでオリンピックのビデオを観たり、書庫にある本を読んだりしてゆっくりすごした。昼食が早かったので小腹がすいてきたが、前日の夕方普段めったに行く事のないコンビニで衝動買いした大福とかパンを食べて凌いだ。エネルギーもかなり使っているみたいだ。午前の疲れはたいして取れたわけでもなく、3時頃から午後の練習開始。午前の乗艇では、ファイナルを押し切りにくかったので、デプスを少々浅くして蹴り出した。午後のメニューは、国道→セーヌ2往復のUT。体力的に耐えられる距離ではないが、行けるところまで頑張ろう。フォーカスは高いポジションをキープして背中まわりの大きな筋肉を有効に使うこと。

日中治まりかけていた風がまた吹きだし、漕艇場のコースは午前同様まともに漕げる状況ではなかったが、下っていくと川は大丈夫。国道1号からSR20でスタート。体はダルダルで重いので、漕ぎ出してからは明らかに強度は低かった。しかしフォーカスをきっちり意識していこう。セーヌまでかかった時間は長かったが、ポジションはキープできていたと思う。骨盤が起きているからお尻の骨がシートに刺さる感じで痛い。そしてポジションが高くなり、ファイナルであまりバックを取らない姿勢になった分、現行のピン→ヒールではファイナルでの左右のオールのグリップの間隔が狭く、ファイナルでの治まりがどうもすっきりしない。

セーヌで折り返しての上り、向かい風が体に相当こたえた。特に新幹線高架下付近は圧縮された風が強烈で艇が止まるような感覚がする。唐橋付近から国道までは強度も落ちて高いポジションをキープできない。強く漕ぐことを意識するとどうしても以前のフォームに戻ってしまう。なんとか国道まで漕ぎきり折り返し。

下り2本目をスタート。スタートした時は唐橋付近でQがモーターの剛健氏の伴走で技術練習をしているのが見えたので、とりあえずそこまで追い付きたかったのだが、スタートしてすぐに午前と同じ左足裏をつってしまった。靴を脱いで足を指で押したり、立ってストレッチしたりと、5分近く粘ってなんとか回復し、Rowing再開。Qは既に視界から消えていたので単独練習。しかし、集中できない。新幹線高架をくぐってからは強度もがた落ちで、やむを得ず技術練習に変更。ファイナルまで高い姿勢をキープして押し切るということを意識してスクエアブレードで漕ぎつづけた。体中が疲れている分、余計な力みがないから強度は若干低いが、リラックスして漕ぐことができている。しかし、セーヌまで下ってからまた国道まで上っていく自信がなかったので、京滋バイパスの下100m付近でUターン。その後すかさず上りスタート。向かい風が疲労した体にこたえた。下りで体は終わっていたみたい。心拍数も140止まりでそれ以上上がらないし集中もできない。お腹がすいてガス欠状態。昼御飯が早かったのがここに来て大きく響いてきた。新幹線高架から上は、向かい風と空腹との格闘。唐橋付近からは剛健さんがモーターで伴走してくれて『高い姿勢をキープしよう』と指示してくれるが、それにうなづくが、体は反応しない。もう少しで国道だから踏ん張りたいが、午前よりきつい風に押されてギブアップ寸前。SRは24近かったが1ストロークで気持ち程度しか進んでいない。こんなヘロヘロ状態でも伴走してくれた剛健さんに申し訳なかった。

苦しみぬいてなんとか国道1号まで漕ぎつけた。その直後どっと疲れがあふれ、気持ちとしてはその辺の岸に艇をあげてなにかをお腹に底入れしたいところ。

国道から瀬田ローまでは本当に長い長〜い道のりでして、20分近くかかってしまい、極めつけは桟橋に接岸し損ねて剛健さんにSサイドのオールを引っ張ってもらう始末。

日記形式でダラダラと書いてしまったが、とにかく充実した2日間でした。

初日の午前午後2モーションのエルゴで相当体力を使ったことで2日目が体力的に厳しくなってしまった。やはり週3日〜4日程度の練習では距離に対する耐久性やスタミナに欠くことがわかった。

今後克服すべき課題は山積みで少しづつクリアしていかなければならないです。30代半ばの僕としては練習は非常につらく厳しいですが、今はボートが楽しくて仕方がないです。ここまでどっぷりはまってしまうとは正直思っていませんでした。

そして、なんといっても2日間にわたってプライベートな時間を割いて指導してくださった剛健さんと、練習相手をしてくれたエミオ、そして練習場所を提供してくださった瀬田ローに感謝感謝!有難うございました。ここにくれば吸収すべきことが本当にたくさんあり、自らのスキルアップに大いに役立ちます。

また機会があればよろしくお願いします。

その後の状況

合宿以降は試行錯誤の日々です。瀬田で教わったことを常に意識して練習しています。明らかに変わったことは、以前のように艇がピッチングしなくなったことです。それとハイレートの動きが良くなったとQに言われたことか。

4月3日には美山漕艇場で3km(1.5km往復)のレースに午前は1×で出場し、Qから1分遅れの2位、午後はQと2×で出場し、3月の高校選抜で4位の和歌山北に9秒遅れの2位という結果でした。

その後はというと、新しい年度の始まりということで仕事がバタバタと忙しくなったことと、4+のCOXとして岡山国体を目指すことが決まったこととのダブルパンチで練習量(乗艇練習)がガタ落ち状態です。週2回程度のエルゴと筋トレの実施、及び4+クルーが5人揃わない時に2×もしくは1×を漕ぎなんとか持ちこたえている状況です。

ここまでしっかり漕げるようになった今COXをするということには正直抵抗を感じるというか、漕げないことにストレスを感じるような気もしますが、COXをするうえでプラスになっていることが多いということを実感できています。

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