びわこペーロン、混合の部で3位入賞!

上原正嗣 (uehara-masatsugu@setarc.jp)

今年から新たな活動として開始したドラゴンボート。

ドラゴンボート担当の佐々木真樹さん、青木尚子さん、私の3人で相談し、まずはレースに参加することから始めようと8/20開催の「2005びわこペーロン大会」に出場することにしました。メンバーはクラブ会員と大津市近郊の市民の方々で構成し、小川定雄さんにコーチをお願いしました。

6月に参加者を募集し、7月からレースまでの1ヶ月半、合計7回の練習会を行いました。最初は漂っているだけに近い状態だったところから素人集団ながら徐々にまとまっていきました。正直なところ、実際にまとまってきたのは賞品の近江牛獲得をめざそうとみんなで確認し合った8月上旬のお盆前だったと思います。

さて、レースの方ですが予選は順当に上がりましたが、準決勝は天候が急変し、風、波が強い中でのレースとなりました。スタートで少し出遅れ気味だったものの、コンスタントでチーム「G・P・O」を振り切り、地元の名門「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」に続いて2位で決勝進出を決めました。決勝戦では、強豪チームと当たることとなりましたが、気にせず自分たちのすべてを出し切る気持ちで臨みました。結果は3位入賞。ゴールラインを横切った瞬間、大きな喜びというよりむしろすべての力を出し切ったという心地よい疲労感がチームに漂っていました。

今回の取り組みをクラブの活動の一つとして改めて振り返ってみますと、会員と地域の方とが一緒になって練習に取り組みレースに出場した点、そして、ボート以外の水上種目へ取り組んで初めて入賞した点で画期的であったと思います。少し大袈裟な言い方をすれば、瀬田漕艇倶楽部の新しい一歩と言えるかもしれません。これからもドラゴンボートの活動を続けていきますので、ご興味を持たれた皆様、是非参加されてはいかがでしょうか。

今回参加された方の中から感想を頂きました。以下に掲載させていただきます。

『近江牛で不安は吹っ飛びました』

鈴木恵美さん(蒲生郡在住)

今回びわこペーロン大会に初めて参加させて頂きました。例年会社の行事で参加させて頂いてましたボート大会の感覚で「出てみたいっ!」と軽い気持ちで参加させてもらったのですが・・・蓋を開けてみると、参加メンバーの方は経験者や現役の方も多くて、実際漕いでみるとボートとは違って全身を使うため、次の日には筋肉痛で悲鳴をあげてました。思うように漕げなくて、本番は大丈夫かな・・・と不安が高まってました。しかし、練習を重ねる毎にだんだんチームワークも出てきて、本番にはみんなの気持ちは一つ!『目指すは近江牛!!』みんなで声を張り上げながら頑張りました。会場の雰囲気も盛り上がっていて、練習よりも本番が一番充実した楽しい一日となりました。3位という成績も残せたせいか、大満足で終わる事ができました。

このびわこペーロン大会参加によって、たくさんの方とも知り合えて今夏の思い出として、とても印象深いものとなりました。滋賀に住んでいてヨカッタなぁとつくづく実感した時間でした。琵琶湖で漕いだ時に見る景色は、とても気持ち良かったです。とてもいい経験をさせて頂けて感謝しております。初心者の私を指導して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

『あっと言う間の二ヶ月間』

川越信彦さん(高島市在住)

お疲れ様でした。早いもので、チームを結成したのが7月3日で本番までの約二ヶ月があっと言うまでした。とにかく、無事に終わって良かったと、胸をなでおろしています。

練習始めの荒波に、「本番はこんな荒波はないやろ」と思ってましたが、まさかの本番で夕立(強風に雷)と散々でした。僕自身は、ボートなどが初めてなので、とにかくみなさんの邪魔だけはしないでおこうと、必死にやりました。

コーチの小川さんやみなさんに丁寧にご指導して頂き、なんとか最後まで無事にやりとげるが出来ました。レースの結果は、混合の部で第三位と、僕自身では納得ができる結果となりました。レース後の焼肉で食べた賞品の近江牛の味は、まだ舌に残っています。

最後になりますが、このペーロンでお世話になったみなさまに感謝と御礼を申し上げたいと思います。

『近江牛ゲット!』

長澤松太郎さん(大津市在住)

まずは選手およびコーチの皆様お疲れ様でした。正直、当日のレースで他のドラゴンボートと並べるまで、我々クルーの実力はまったくの未知数であったため、少々不安でした。しかし予選をトップで通過できたことで、そんな不安もどっかに吹っ飛び、にわかに入賞への想いが沸いてきました。実際、何位までに入れば近江牛をゲットできるか、表彰台のところまでわざわざ見に行って確認したほどです。なんとか3位にすべり込み目標達成できたわけですが、振り返ってみるとあのラフコンの中決勝進出を決めた印象深いレースでの漕ぎも含め、戦いを重ねるごとに成長していったという感じを受けました。これで解散は少々名残惜しいですが、貴重な体験をさせてもらい感謝しております。ありがとうございました。

『ひと夏の経験』

横田愛子さん(草津市在住)

「太鼓叩きたい!」

迂闊な発言をしてしまったと思いました。最初の練習。ペーロン初参加、ましてやボートも未経験同然で"楽しそう♪おもしろそう♪"軽い気持ちで参加させて頂きましたが、毎週の練習に"え、太鼓ってそんなに重要ポジションだったの…?"気づいた時には時既に遅しでした。ボート用語どころか、右も左もわからない太鼓手にみなさま大変ご迷惑をおかけしたことと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

「このままじゃいかん!」

と思いだしたのはいつぐらいでしょうか。お盆前の強化練習の頃くらいから、"おっ?"何かが違うとお気づきの方も少なくないはず。やっぱり練習って大事ですね。少しずつみんなの心も1つになりつつありました。

「いよいよだ!」

思ったより長い舟。あっという間の400m。舟が流されたときはヒヤリとしましたが、みんなで1つのゴールをめざしてがむしゃらに突き進む、こんな爽快感は初めてでした。 そしてレース後の弧を描いた虹。感無量でした。

「肉ーー!」

念願の近江牛のとろけること、とろけること。暗くてよく見えませんでしたが、あれはまさしく近江牛(のハズ)!ようやく今年の夏が終わりました。

コーチの小川さん、佐々木さん、そして色々と教えて下さり一緒に漕いで下さったみなさま、本当にどうもありがとうございました。

「感動した!!」

とても貴重な"ひと夏の経験"でした。

『思ってたより漕ぐのしんどいやん』

柏木薫さん(正会員)

ぺーロン大会おつかれさまでした('ー^*) 今となっては「あ〜、 参加してよかったなぁ!もぉ おわっちゃったんやなぁ。。。」ってそんな感想が残っているのですが、練習がはじまった頃はそんな風に感じるようになれるとは思っていませんでした。「年下でうまくとけこめるかなぁ?楽しくなるかなぁ?なんやこれ!?思ってたより漕ぐのしんどいやん!!!」って感じだったんです"笑 でも本当に参加してよかった!久しぶりにボートレースの微妙な緊張感を味わうことができたり、長い間瀬田ローにこれてなかった私にとっては 足を運ぶきっかけになりました。変な天気の中のレースやったけどあぁいうのもたまにはありかな"笑。近江牛ももらえたので"笑。

最後に私にかまってくださったみなさまありがとぉございました☆★瀬田ローの会員の方も続々ふえていくのですが どぉか私のことも忘れないでくださいね。ではでは いちぉ女子高生の柏木薫でした。

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