日本の観客の態度は素晴らしく、試合がはじまる前から集まり始め、全ての試合が終わるまで会場に残り、全ての試合に対して惜しみない拍手を送っていた。
昨年のアテネ五輪はダブルで出場し、今年はアメリカのインドアローイング大会でカテゴリー2位になっているギリシャのChrysiが勝利した。
日本にとって浦がBファイナルに進んだことは残念なことだったが、彼は地元コースで全力を尽くしリトアニアのRolandasを引き離して、堂々の1位となった
すでに五輪メダル(ダブル)を持つドイツのPeggyWaleskaがスタートで飛び出したが、オーストラリアのKerryHoreがラスト500mで刺しきり1位となった。3位にはU23のチャンピオン、イギリスのAnnieVernonが入っている。
7月に開催されたU23のレースで圧勝した、203㎝のオランダ人SjoerdHamburgerがシニアでも活躍できることを証明するレースを見せた。SjoerdHamburgerはレート29で、レート35で追いかけてきた元五輪オーストラリア代表のDavidCrawshayを引き離した。
ドイツのレース展開には、近い将来きっと活躍するであろう兆しが現れていた。
W2−と同様のレース展開で、スタートからドイツがリードを保ち続けた。
ノルウェーがスタートからゴールまで、一気に漕ぎ切った。
フランス・クロアチア・ポーランドと最後まで激しいスプリントを繰り広げた。ポーランドはレート40で漕ぎ、フランスは39で漕ぎきった。着順はフランス・クロアチア・ポーランドとなったが、選手の表情を見るとクロアチアがもっとも嬉しそうだった。
イタリアがスタートからポーランドとチェコを引き離した。2位争いには恐ろしい勢いでスプリントを仕掛けてきたオーストラリアが絡んできて、最終的にはチェコが2位でオーストラリアが3位となった。