マシンローイング Fコーチとわたし

黄瀬春奈

今年もマシンローイング大会に出場してきました。

毎年、漕ぐ前は『しんどいんやろうな・・・』とびくびくするのですが、漕ぎ終わってみると『しんどいけど、以外と短いなぁ。これで終わったし、すっきり!』と思ってしまうので不思議です。

さて、今年は、いや今年も、古川さんに挑戦状をたたきつけられました。 古川さんは皆さんもご存じのとおり、この夏の湖上通勤でパワーアップした上に、今回は余分な脂肪を落とすべく大好きなごはんを制限して、軽量級になって大会に臨んできました。

毎日のように、「今日は朝からこれだけ漕いできて、タイムはこれだ!」と聞かされ、ある日、「今朝はな、26(7分26秒)や!」と言われたときは心底キツイと思ってしまいました。今思えば、古川さんお得意の心理作戦だったのかもしれません。「アップはしっかりしたほうがいいですよ」なんてアドバイスするんじゃなかったな・・・と後悔先に立たず。

午前中、ひとあし先に、古川さんのレースが開始。なんと、ここ数年の自己ベスト7分23秒を記録。自慢げにタイムを報告されました。(またもや心理作戦か?!)私のこれまでのベストは7分31秒。ベスト更新を狙っていたものの、いきなり8秒更新は厳しい。「う〜、負けんようにがんばりますからね!」と答えてはいたものの、内心では、とりあえず軽量級男子高校生の南部長&ぱらちゃんには勝てるようにがんばろ・・・と変更してしまっていました。 どうやら、心理作戦にやられてしまったようです。

しばらくして私の出番。 周りの雰囲気にも助けられて、30秒切りも夢じゃない、いいペースで漕ぎはじめることができました。身体の動きも悪くありません。1000mを超えても、なんとか20秒台にいけそうなペースをキープしています。このままいけば、古川さんに勝てないにしろ、いい勝負だったと言えるぐらいはいけるかも!

・・・と思ったのもつかの間、ラスト500mでみるみるうちにラップが後退。ライバル・古川さんの応援むなしく、結局ベストから0.5秒遅れの31秒9。男子高生には勝てたものの、古川さんには惨敗。そして、またしても30秒の壁に阻まれてしまいました。あー、悔しい。悔しいなぁ・・・。悔しいよぅ。

あまりに悔しいので、3月ぐらいにもう1回、2000mTTをしたいと思います。次こそはぜったい30秒切るぞー!

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